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政令指定都市 / MUNICIPAL GUIDE

川崎市の
アスベスト調査・
届出ガイド

臨海工業地帯から多摩丘陵の住宅地まで建物用途が連続し、工場・プラント設備を含む工事では工作物調査が重要。市独自の石綿規制があり、国の事前調査結果報告をした案件でも市から根拠資料の提示を求められ、立入検査の対象となり得る。

現行制度を公式確認
川崎市のアスベスト調査・届出ガイド

QUICK ANSWER

川崎市で最初に押さえる3点

01届出・相談先

川崎市 環境局 環境対策部 環境保全課

02地域の確認軸

臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない

03補助制度

複数か所上限は建築時期が異なるなど要件あり・対象建材・用途・所有者要件を事前確認

自治体・神奈川県公式情報 [1][2][3][4][5][6][7][8][9]

LOCAL CONTEXT

臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない

川崎区の工場・倉庫・プラントと、中原・高津・宮前・多摩・麻生区などの住宅・商業建物では、設備系材料と一般建材の比重が異なる。 臨海工業地帯から多摩丘陵の住宅地まで建物用途が連続し、工場・プラント設備を含む工事では工作物調査が重要。市独自の石綿規制があり、国の事前調査結果報告をした案件でも市から根拠資料の提示を求められ、立入検査の対象となり得る。 川崎市は独自規制を運用している。旧来の市事前調査結果届は国の電子報告開始に伴い廃止されたが、報告根拠資料の提出依頼や立入確認があるため、調査記録・写真・図面・分析結果を現場で説明できる状態にする。

設備工作物、配管保温材、耐火被覆、天井裏、外装下地を工事項目別に分け、市の資料提示に耐える調査記録を残す。 川崎市は独自規制を運用している。旧来の市事前調査結果届は国の電子報告開始に伴い廃止されたが、報告根拠資料の提出依頼や立入確認があるため、調査記録・写真・図面・分析結果を現場で説明できる状態にする。

地域特性の公式情報を確認

LOCAL HOUSING DATA

公式統計で見る川崎市の住宅構成

「臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない」という地域条件に、住宅の世帯構成を重ねて、現地調査で見落としやすい範囲を具体化します。
2020年 国勢調査

共同住宅の共用部と専有部を分けて考える

共同住宅に住む世帯が73.1%を占めます。専有部の内装だけでなく、共用廊下、機械室、配管経路、外壁など管理区分の異なる範囲を図面と照合する必要があります。 「臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない」という地域条件と重ね、住宅案件で現地確認する順序を決めます。

  • 一戸建25.9%
    190,144世帯
  • 長屋建0.9%
    6,797世帯
  • 共同住宅73.1%
    537,449世帯
  • その他0.1%
    558世帯
2023年 住宅・土地統計調査10.6%

1980年以前の住宅が1割台

80,300戸 / 人が居住する住宅757,600戸(建築時期不詳を含む推計値)。臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わないという地域条件とあわせ、実際の建物では増改築履歴を確認します。

WHERE TO FILE

川崎市の届出・相談窓口

環境法令側と労働安全衛生側は手続きの系統が異なります。片方だけで完了と判断しないでください。
環境法令・県/市条例

川崎市 環境局 環境対策部 環境保全課

石綿の届出・相談は市環境保全課へ。建設リサイクル法は建築物を建築管理課、土木工事を技術監理課へ確認する。 市独自規制・様式と立入対応を確認。 建設リサイクル法は建築管理課(建築物)/技術監理課(土木)へ別途確認する。 工事種別で市内窓口が分かれる。

公式窓口を確認
労働安全衛生

工事場所を管轄する労働基準監督署へ別途確認

石綿障害予防規則に基づく計画届、作業届、作業方法、労働者保護について確認します。環境法令の窓口とは別です。

監督署の管轄一覧を見る

DECISION TABLE

調査・報告・届出を同じ基準で判断しない

「電子報告の対象外」と「事前調査が不要」は同じ意味ではありません。該当する手続きを順番に重ねます。
確認項目主な基準実務上の注意
住宅の建て方共同住宅 73.1%住宅に住む一般世帯の割合です。建物棟数や用途別建物数、含有率として扱わず、住宅案件で調査単位を整理する参考にします。
地域条件臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない設備工作物、配管保温材、耐火被覆、天井裏、外装下地を工事項目別に分け、市の資料提示に耐える調査記録を残す。 川崎市は独自規制を運用している。旧来の市事前調査結果届は国の電子報告開始に伴い廃止されたが、報告根拠資料の提出依頼や立入確認があるため、調査記録・写真・図面・分析結果を現場で説明できる状態にする。
主な窓口川崎市 環境局 環境対策部 環境保全課環境法令側と労働基準監督署側の手続きを分けて確認します。
建築時期1980年以前の住宅 10.6%住宅のみの統計です。事務所・工場・倉庫は個別資料で確認します。
事前調査解体・改修工事は規模の大小にかかわらず必要資格者が書面調査と目視調査を行い、不明な建材は分析または含有みなしで扱う
電子報告解体は床面積80㎡以上、改修は請負金額100万円以上(材料費を含み、消費税を除く)工作物も対象工事100万円以上が報告基準。基準未満でも調査・記録・掲示は必要
法令の届出吹付け石綿・石綿含有保温材等を除去等する届出対象特定工事原則として作業開始14日前まで。労働基準監督署側の手続きも別に判定する
県条例・市条例県所管区域のレベル1・2工事は法届と県条例の管理計画届を14日前までに提出横浜・川崎・相模原・横須賀・平塚・藤沢の6市は各市条例・様式を確認。県所管では周知、濃度測定、完了報告まで工程化する

金額基準は請負代金の合計で判定し、材料費を含み消費税を除きます。分割発注で形式的に基準未満へ下げず、一連の工事として確認してください。 [4][5][6][7][8][9]

BEFORE WORK

川崎市で着工前に確認すること

見積前・契約前・届出前の順に情報を揃えると、追加調査による手戻りを減らせます。
  1. 01

    市独自規制と国の電子報告を別々に確認する。

  2. 02

    工作物を含む場合は2026年施行分を含む調査者資格要件を確認する。

  3. 03

    根拠資料、写真、分析結果、調査者資格証を立入時に提示できるよう整理する。

  4. 04

    工場稼働やテナント営業を止めない区画・工程・隔離計画を先に決める。

  5. 05

    補助は契約・着手前に対象建材と申請時期を確認する。

現行制度を公式確認

SUBSIDY CHECK

川崎市の補助制度

吹付けアスベスト等の含有調査は対象経費の10分の10で、1か所上限15万円、建築時期が異なる複数か所は上限25万円。除去等は対象経費の3分の2、上限300万円。

  • 複数か所上限は建築時期が異なるなど要件あり
  • 対象建材・用途・所有者要件を事前確認
  • 交付決定前の契約・着手は避ける

公式サイトで専用制度を確認できなかった場合も、「制度がない」とは断定していません。年度更新、予算残、対象建材、建物用途、着手前申請を窓口へ確認してください。

制度の公式ページを確認

PROJECT FLOW

川崎市で相談から完了記録まで進める順序

  1. 1建物条件を整理共同住宅を含む建物用途・建築年・改修履歴を確認
  2. 2地域条件を反映臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない点を調査範囲と工程へ反映
  3. 3窓口を分ける川崎市 環境局 環境対策部 環境保全課と労働基準監督署の手続きを確認
  4. 4制度・施工を確定現行制度を公式確認。養生・測定・周知も具体化
  5. 5完了記録を保存取り残し確認、写真、廃棄、発注者報告を一式で管理

FAQ

川崎市のアスベスト調査でよくある質問

川崎市の住宅統計から何を確認できますか?

川崎市では、2020年国勢調査の住宅に住む一般世帯のうち、一戸建が25.9%、長屋建が0.9%、共同住宅が73.1%、その他が0.1%です。建物棟数や建物用途、アスベスト含有率を示す統計ではなく、住宅を調査するときに専有部・共用部や改修履歴の確認方法を考える参考値です。

臨海部の工場・工作物と内陸住宅地を同じ調査票で扱わない場合、調査範囲はどう決めますか?

設備工作物、配管保温材、耐火被覆、天井裏、外装下地を工事項目別に分け、市の資料提示に耐える調査記録を残す。 川崎市は独自規制を運用している。旧来の市事前調査結果届は国の電子報告開始に伴い廃止されたが、報告根拠資料の提出依頼や立入確認があるため、調査記録・写真・図面・分析結果を現場で説明できる状態にする。

小規模なリフォームでも事前調査は必要ですか?

必要です。電子報告の規模基準を下回る工事でも、解体・改修部分の事前調査、結果の記録、現場への掲示等は省略できません。建材を切断・穿孔・撤去する前に調査範囲を確定します。

着工までに何を準備すると確認が早くなりますか?

工事住所、建物用途、建築年、工事範囲、延べ面積、見積金額、図面、過去の改修記録を揃えます。吹付け材や保温材等がある場合は、分析・届出・近隣周知・測定に必要な日数も工程へ加えます。

PRIMARY SOURCES

確認した公式一次情報

公開時点の情報です。実際の工事では、着工時点の最新様式・受付・予算状況を所管窓口へ確認してください。
  1. [1]
    川崎市 建築物等の解体等作業に伴うアスベスト対策川崎市/市独自規制・届出/確認 2026.08.01
  2. [2]
    川崎市 吹付けアスベスト対策事業川崎市/調査・除去補助/確認 2026.08.01
  3. [3]
    アスベスト対策川崎市/市内手続総合案内/確認 2026.08.01
  4. [4]
    アスベストに関する相談窓口神奈川県/大気関係の地域別所管と相談先/確認 2026.08.01
  5. [5]
    アスベスト除去工事等に関する手続き神奈川県/事前調査結果報告、届出期限、県条例の完了報告と対象区域/確認 2026.08.01
  6. [6]
    建設リサイクル法 届出等の窓口神奈川県/特定行政庁と県土木事務所の市町村別窓口/確認 2026.08.01
  7. [7]
    民間建築物吹付けアスベスト等補助制度神奈川県/県が所管する21市町村の含有調査補助/確認 2026.08.01
  8. [8]
    解体・改修工事を行う前の石綿事前調査神奈川県/事前調査と電子報告の共通ルール/確認 2026.08.01
  9. [9]
    石綿総合情報ポータルサイト 手続きの流れ厚生労働省/石綿障害予防規則を含む全国共通の調査・報告・作業基準/確認 2026.08.01
  10. [10]
    令和2年国勢調査 表19-4 住宅の建て方別一般世帯数総務省統計局/住宅の建て方に関する公的統計/確認 2026.08.02
  11. [11]
    令和5年住宅・土地統計調査 表6-3-1 住宅の種類、建築の時期別住宅数総務省統計局/建築時期の公的統計/確認 2026.08.02
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