新宿区 環境清掃部 環境対策課
23区 / MUNICIPAL GUIDE
新宿区の
アスベスト調査・
届出ガイド
新宿駅周辺の超高層・業務商業地と、木造住宅や細街路を含む既成住宅地が併存する。大型ビルの夜間・区画工事と、小規模建物の近隣・搬出対策では実務が異なる。建物用途と周辺道路条件を前提に、採取時間、養生範囲、廃棄物搬出経路を設計する。

QUICK ANSWER
新宿区で最初に押さえる3点
新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める
無料調査は原則1検体で、疑いのある吹付け材・保温材等・仕上塗材を対象・成形板等は無料調査の対象外
LOCAL CONTEXT
新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める
新宿駅周辺の超高層・業務商業地と、木造住宅や細街路を含む既成住宅地が併存する。大型ビルの夜間・区画工事と、小規模建物の近隣・搬出対策では実務が異なる。
建物用途と周辺道路条件を前提に、採取時間、養生範囲、廃棄物搬出経路を設計する。
地域特性の公式情報を確認LOCAL HOUSING DATA
公式統計で見る新宿区の住宅構成
「新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める」という地域条件に、住宅の世帯構成を重ねて、現地調査で見落としやすい範囲を具体化します。共同住宅の共用部と専有部を分けて考える
共同住宅に住む世帯が86.3%を占めます。専有部の内装だけでなく、共用廊下、機械室、配管経路、外壁など管理区分の異なる範囲を図面と照合する必要があります。 「新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める」という地域条件と重ね、住宅案件で現地確認する順序を決めます。
- 一戸建12.8%28,162世帯
- 長屋建0.6%1,410世帯
- 共同住宅86.3%189,802世帯
- その他0.3%674世帯
1980年以前の住宅が1割台
36,180戸 / 人が居住する住宅226,620戸(建築時期不詳を含む推計値)。新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決めるという地域条件とあわせ、実際の建物では増改築履歴を確認します。
WHERE TO FILE
新宿区の届出・相談窓口
環境法令側と労働安全衛生側は手続きの系統が異なります。片方だけで完了と判断しないでください。新宿区 環境清掃部 環境対策課
レベル1・2建材の除去等は、原則として作業開始日の14日前までに区への届出が必要と案内されている。労働基準監督署等への手続も別途確認する。
公式窓口を確認 ↗工事場所を所管する労働基準監督署
石綿障害予防規則に基づく計画届、作業届、作業方法、労働者保護について確認します。環境法令の窓口とは別です。
監督署の管轄一覧を見る ↗DECISION TABLE
調査・報告・届出を同じ基準で判断しない
「電子報告の対象外」と「事前調査が不要」は同じ意味ではありません。該当する手続きを順番に重ねます。| 確認項目 | 主な基準 | 実務上の注意 |
|---|---|---|
| 住宅の建て方 | 共同住宅 86.3% | 住宅に住む一般世帯の割合です。建物棟数や用途別建物数、含有率として扱わず、住宅案件で調査単位を整理する参考にします。 |
| 地域条件 | 新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める | 建物用途と周辺道路条件を前提に、採取時間、養生範囲、廃棄物搬出経路を設計する。 |
| 主な窓口 | 新宿区 環境清掃部 環境対策課 | 環境法令側と労働基準監督署側の手続きを分けて確認します。 |
| 建築時期 | 1980年以前の住宅 16% | 住宅のみの統計です。事務所・工場・倉庫は個別資料で確認します。 |
| 事前調査 | 解体・改修工事は規模の大小にかかわらず必要 | 資格者が書面調査と目視調査を行い、不明な建材は分析または含有みなしで扱う |
| 電子報告 | 解体は床面積80㎡以上、改修は請負金額100万円以上(材料費を含み、消費税を除く) | 工作物も対象工事100万円以上が報告基準。基準未満でも調査・記録・掲示は必要 |
| 法令の届出 | 吹付け石綿・石綿含有保温材等を除去等する届出対象特定工事 | 原則として作業開始14日前まで。労働基準監督署側の手続きも別に判定する |
| 東京都条例 | 吹付け石綿15㎡以上、または建築物延べ面積(工作物は築造面積)500㎡以上 | 石綿飛散防止方法等計画届を14日前までに提出し、該当工事では敷地境界四方向の測定を計画する |
金額基準は請負代金の合計で判定し、材料費を含み消費税を除きます。分割発注で形式的に基準未満へ下げず、一連の工事として確認してください。 [4][5][6][7]
BEFORE WORK
新宿区で着工前に確認すること
見積前・契約前・届出前の順に情報を揃えると、追加調査による手戻りを減らせます。- 01
新宿区内の工事場所、建築物か工作物か、延べ面積と工事金額を確定し、電子報告・届出の要否を分ける。
- 02
建築年だけで判断せず、設計図書、竣工図、過去の改修記録、テナント工事履歴から調査対象を洗い出す。
- 03
資格者による書面調査と目視調査を行い、仕上塗材、下地調整材、成形板、設備周辺、隠蔽部まで工事範囲と照合する。
- 04
レベル1・2建材の除去等は、原則として作業開始日の14日前までに区への届出が必要と案内されている。労働基準監督署等への手続も別途確認する。 届出期限から逆算し、分析・近隣周知・養生計画の日数を確保する。
- 05
2026年度は従来の分析費助成ではなく、区が調査員を派遣する無料調査を案内。除去等助成は吹付けアスベスト・吹付けロックウールを対象に継続。 補助を検討する場合は、対象確認と交付決定より前に契約・着工しない。
- 06
建物用途と周辺道路条件を前提に、採取時間、養生範囲、廃棄物搬出経路を設計する。 調査結果は見積、工程、掲示、発注者への説明、完了記録へ一貫して反映する。
SUBSIDY CHECK
新宿区の補助制度
2026年度は従来の分析費助成ではなく、区が調査員を派遣する無料調査を案内。除去等助成は吹付けアスベスト・吹付けロックウールを対象に継続。
- 無料調査は原則1検体で、疑いのある吹付け材・保温材等・仕上塗材を対象
- 成形板等は無料調査の対象外
- 除去等は対象経費の3分の2
- 一戸建て住宅は上限50万円
- 共同住宅・その他建築物は上限300万円
- 契約前に助成決定を受ける必要がある
公式サイトで専用制度を確認できなかった場合も、「制度がない」とは断定していません。年度更新、予算残、対象建材、建物用途、着手前申請を窓口へ確認してください。
制度の公式ページを確認 ↗PROJECT FLOW
新宿区で相談から完了記録まで進める順序
- 1建物条件を整理共同住宅を含む建物用途・建築年・改修履歴を確認
- 2地域条件を反映新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める点を調査範囲と工程へ反映
- 3窓口を分ける新宿区 環境清掃部 環境対策課と労働基準監督署の手続きを確認
- 4制度・施工を確定受付・条件を要確認。養生・測定・周知も具体化
- 5完了記録を保存取り残し確認、写真、廃棄、発注者報告を一式で管理
FAQ
新宿区のアスベスト調査でよくある質問
新宿区の住宅統計から何を確認できますか?
新宿区では、2020年国勢調査の住宅に住む一般世帯のうち、一戸建が12.8%、長屋建が0.6%、共同住宅が86.3%、その他が0.3%です。建物棟数や建物用途、アスベスト含有率を示す統計ではなく、住宅を調査するときに専有部・共用部や改修履歴の確認方法を考える参考値です。
新宿区の建物・工事特性から調査範囲を決める場合、調査範囲はどう決めますか?
建物用途と周辺道路条件を前提に、採取時間、養生範囲、廃棄物搬出経路を設計する。
小規模なリフォームでも事前調査は必要ですか?
必要です。電子報告の規模基準を下回る工事でも、解体・改修部分の事前調査、結果の記録、現場への掲示等は省略できません。建材を切断・穿孔・撤去する前に調査範囲を確定します。
着工までに何を準備すると確認が早くなりますか?
工事住所、建物用途、建築年、工事範囲、延べ面積、見積金額、図面、過去の改修記録を揃えます。吹付け材や保温材等がある場合は、分析・届出・近隣周知・測定に必要な日数も工程へ加えます。
PRIMARY SOURCES
確認した公式一次情報
公開時点の情報です。実際の工事では、着工時点の最新様式・受付・予算状況を所管窓口へ確認してください。- [1]アスベスト除去工事等の届出新宿区/届出/確認 2026.08.01
- [2]民間建築物アスベスト対策助成等新宿区/無料調査・除去助成/確認 2026.08.01
- [3]新宿区都市マスタープラン地域別方針新宿区/地域特性/確認 2026.08.01
- [4]解体等工事におけるアスベストの飛散防止対策東京都環境局/東京都環境確保条例を含む都内共通の規制・届出・測定/確認 2026.08.01
- [5]解体等工事に係る石綿の届出・相談窓口東京都環境局/工事場所・建物規模・工作物による所管窓口の確認/確認 2026.08.01
- [6]石綿総合情報ポータルサイト 手続きの流れ厚生労働省/事前調査・報告・届出・作業基準の全国共通ルール/確認 2026.08.01
- [7]労働基準監督署の管轄地域と所在地一覧厚生労働省・東京労働局/石綿障害予防規則に関する労働基準監督署の確認/確認 2026.08.01
- [8]令和2年国勢調査 表19-4 住宅の建て方別一般世帯数総務省統計局/住宅の建て方に関する公的統計/確認 2026.08.02
- [9]令和5年住宅・土地統計調査 表6-3-1 住宅の種類、建築の時期別住宅数総務省統計局/建築時期の公的統計/確認 2026.08.02



